Business
事業概要

森林整備

我々は植林、下草刈り、枝打ち、作業道の開設や整備などを行っています。これらの活動は、東川林業が代々所有、管理してきた森林を、自然環境に配慮しつつ多様な方法で守り育てているものです。

植林
東川林業では、森林を長期にわたって持続的に活用するために、植林活動に取り組んでいます。植え付けた苗木が根を張り、成長することで土壌の水源涵養機能が向上し、森林の生態系も守られる一環となります。
下草刈り
植林から約8年間ほど経ったら、下草を刈る作業を行います。また桧や杉の場合、周りの草や木と競って成長するのが遅いため、毎年草木を刈らないと成長できません。この作業は、草木が大きくなる初夏から初秋にかけて行われます。
枝打ち
植林が終わった後、約8~30年ほどの間に、約4~5回の枝打ち作業を行っています。枝打ちの目的は、節の少ない材料を作るためです。また桧の場合、枝打ちをすることで木が上に成長しようとするので、伐採時に得られる材積の増加が見込めます。
間伐(伐採)
私たちは所有するほぼすべての森林を、長伐期施業林とし間伐は定性間伐を行っています。森林環境のダメージを考慮して、5トンクラスの重機を使用し、木の選別から伐採、運搬までの全工程を東川林業が施業。自然を大切にし、伐採した木は建築材、合板用のチップ、薪など、最大限に有効活用しています。
作業道の開設及び整備
間伐作業の際に必要な作業道(幅2.5メートル)を新たに開設したり、数十年前に作られた作業道の修復・整備を行います。間伐と同様に作業道も5トンの大きさの重機で作業にあたり、低コストでも雨に強く丈夫な道づくりを心がけています。

木材加工

所有する森林から伐採した原木を、Wood-Mizer社の簡易製材機を使って建築に使う材料に加工しています。この後、加工された木は自然乾燥させ、無垢材本来の持つ色合いや香りを保ちながら、良質な木材を生産しています。

良質な優良材を生産
私たちは自社所有の森林から木を伐採し、運び、製材することで、従来の木材と比べても高品質な材料を低コストで生産することが可能となりました。また、伐採から製材までの一連の工程を一貫して行うことで、木材の移動を最小限に抑え、天然乾燥(自然の温度で乾燥させること)を行うことで、1本の木材ごとのCO2排出量を大幅に減少させた、サステナブルで優れた材料を生産しています。
※一般的な従来の流れは 山→原木市場→製材所→材木店→木材加工工場→建築現場
東川林業における流れは 山→自社作業場→木材加工工場→建築現場

薪製造・販売

森林の手入れをする際に出る桧や杉などの針葉樹、また薪を作るために伐採したクヌギやコナラなどの広葉樹を薪として加工し、販売しています。

地球環境に貢献し、お客様のニーズに合った薪製品を
薪には2種類の木材を扱っています。針葉樹の薪は、間伐作業で伐採したけれど、傷などがあり建築用材として利用できない木を薪に加工しています。一方、広葉樹の薪は、薪を作るために伐採した原木を加工しています。針葉樹の薪は主にキャンプの焚き火や広葉樹の薪はキャンプの焚き火や薪ストーブに使うために製造しています。

タイニーハウス販売

所有する森林で伐採した原木を、自家製の簡易製材機で製材し、その木材を利用したタイニーハウスを販売しています。設計と施工は、木造住宅において確かな実績を持ち、木と家づくりへの情熱を共有する協力企業と共同で、6畳ほどのコンパクトなタイニーハウスから小さな平屋までを提供しています。

三世代にわたって育てた木で建てるタイニーハウス非日常を日常に。
サステナブルなライフスタイル「タイニーハウス」という選択。
大切に育てられた木々を所有する小さな林業家が、所有林から出てきた木を森林整備して加工し、タイニーハウスの建設プロジェクトを始動しました。設計は丸亀市栗熊のKITOKURASを運営する山一木材、施工は株式会社佐藤建築が担当します。間取りや仕様のプランニングだけでなく、使用する木材の選定についても相談が可能です。
このタイニーハウスは、「日常を贅沢に楽しむ小さな家」というコンセプトのもとに建設されています。世界で唯一無二のこだわりの家づくりを楽しんでみませんか?小さな平屋や遊び心溢れるセカンドハウス、また豊かなおうち時間を求める方やショップ開業を考えている方にもぴったりの選択肢となっています。この小さな家は、ヒノキの香りに包まれており、その特別な雰囲気をぜひ体感してみてください。見学をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。

三代に渡り
育てた木で建てる
タイニーハウス
東川林業

木を植え、
子どもが育て、
孫が収穫する。
家を建てるのに最適な木。
それはまっすぐで、切った面が
真円を描いているもの。
節が少なく年輪が詰まっていて、
色合いがきれいなもの。
自然の力だけでは、
そんな風に育ちません。
人が、時間と手間をかけて世話することで初めて
丈夫で美しい木へと成長するのです。
親から子へ。 子から孫へ。
三代に渡る想いを込めて大切に育てた木材で、
家を建ててみませんか。
質のよい木は、
豊かな森で
育まれる。
そんな意思を受け継いできた、
私たち東川林業。
春夏秋冬、雨の降らない日は
ほぼ毎日山に入り、
陽当たりや土壌の環境を整えながら
自然に負担をかけないやり方で
一本一本の木を、
そして森を大切に育てています。

東川林業のタイニーハウスへ、
ようこそ。

1LDK+S、 約60㎡。
一般的なタイニーハウス (平均30㎡) に比べると、すこし余裕のある作りが特徴です。間取りや仕様のプランニングからぜひ、ご相談に乗らせてください。 世界に一軒だけの、こだわりの「家づくり」 を実現します。
リビング (オプションで薪ストーブの設置が可能です)
木を選ぶところから、
「家づくり」を
体験してみませんか。
森の中に一緒に入って、
柱などに使用する木を選び、
伐採することも可能です。
実際にチェンソーを使って
木を切り出し、製材する過程から
参加してみてください。
木の品質に自信を持ち、
丁寧な家づくりにこだわる
東川林業ならではの取り組みです。

Special thanks
木や家づくりへの想いを共にする
協力会社さまのご紹介

設計・木材加工
山一木材 株式会社 KITOKURAS

「生きた」 木材で建てる家。 木のいのちは、 切られた後も続きます。 高温で急激に乾燥させると木の細胞が死んでしまうので、 東川林業のタイニーハウスで使う木材は自然界にある温度で、ゆっくり乾燥させながら加工します。 生きた木材は、香りや風合いが長持ちするだけでなく、湿気を調整する作用もあり、 とても丈夫です。

http://kitokuras.jp/

施工
株式会社 佐藤建築

無垢の木を目で楽しんで、 肌で感じて、
本来の木の匂いを楽しむ家づくり。
自然乾燥の無垢材で建てた家は、 本来の木が持つ良い香りがします。 ただそのような生きた木材を使って建てると、湿度によって建具の開閉がスムーズにいかなくなったり、年月の経過とともに床がギシギシと鳴り出すと言った、いわゆる 「木が動く」現象が起きてしまいます。 そのため無垢材で建てた家は、住みながら細やかなメンテナンスが必要になってきます。 私たちは、その作業に責任を持ってやり続けることを心がけています。

schedule

スケジュールはイメージです。
詳細・費用等は下記お問い合わせフォームより
ご質問ください。
連絡先TEL 
087-889-2102 / 090-8971-1141
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